【初めての方向け】認証アプリの設定と登録方法

認証アプリとは

認証アプリとは、第三者による不正なログインや送金を防止する為に、セキュリティの強化を図る２次的な認証システムの事で「二段階認証」などと呼ばれています。

では、1次認証って何？と言いますと、各サイトやアプリが取り入れている独自の認証システムの事で、例えばメールアドレスによる「ID」と、数字や英単語を組み合わせた利用者が各自で設定する「パスワード」による個人情報での識別システム（よく見かけるログインシステム）の事を言います。

それを、更にもう一段階セキュリティの強さを上げるために、「外部の認証専用のシステム」を利用してユーザーの証明を行うアプリの事を「認証アプリ」と呼んでいます。

身近な物だと、SMS（ショートメールサービス）や、メールに送られてくるワンタイムパスワードや認証コードなども、それに類似した２次的なセキュリティ強化システムになります。

セキュリティのレベルを出来るだけ上げて自己防衛をする事は、ネットとは切っても切り離せない現代に生活する上で「安心」「安全」「快適」に利用する為に必要なシステムだと思います。

認証アプリの種類

現在は、多くの種類の「認証/承認アプリ」が存在していますが、数ある中でも実際に利用するとなった場合におすすめするのは、【Google Authenticator/Google認証システム】又は【Microsoft Authenticator】のどちらかがオススメです。

なぜなら、開発、提供元が世界中で認知されている企業であり、その信用性と実際の使いやすさが大きな要因です。

今回の記事では、アプリ自体の設定方法と、双方の使い方も酷似している事から「Google Authenticator（iOS）」を例に紹介して行きます。

ちなみに、同じシステムでもAndroid版では「Google認証システム」と言う名称となります。

また、今回の記事では「iphone/iOS」を対象に解説をして行きますが、設定の仕方と利用方法に大きな違いが無いため、Androidを利用している方もGoogle認証システムを使って一緒に読み進めてみて下さい。

Google Authenticatorの設定方法（初めての方）

アプリインストール前の確認と準備

認証アプリでは、「認証するアプリ」と「利用するアプリ（コインチェックやビットフライヤー）」とを紐付ける必要がある為に、専用の「コードキー」を使用します。

そのコードキーの呼び方は「セットアップキー」だったり、「シークレットキー」などと言われ若干の違いがありますが、どちらも使い方は同じです。


大体のアプリには「コードキー」の横に「❐」の様なマークが付いているか、文字列を直接タップすることでコピーができる様になっているので確認してみて下さい。

確認できたら予めコピーをしておきましょう。
※.コピーした状態でアプリを切り替えますので決してシャットダウンしないで下さい。

Google Authenticatorの設定方法

Step1：Google Authenticatorの設定方法①

Google Authenticatorのインストールをします。

App StoreにてGoogle Authenticatorを入手またはインストールして下さい。
※Androidの方はGoogle認証システムになります。

Step2：Google Authenticatorの設定方法②

インストールしたGoogle Authenticatorを起動させて、下部の「開始」をタップします。

Step3：Google Authenticatorの設定方法③

「セットアップキー入力」を選択してタップします。

Step4：Google Authenticatorの設定方法④

「アカウント情報の入力」画面になります。

全ての項目の入力が済んだら「追加」をタップします。

Step5：Google Authenticatorの設定方法⑤

追加されたアカウントでパスコードが表示されます。

数字部分をタップするとコピーされるのでタップします。

右にある欠けた様な円形のマークは現在表示されているパスコードの使用可能なタイムリミットを表しています。

タイムリミットが近くなると文字が青から赤に変わり、時間になると新しいパスコードに切り替わります。

Step6：Google Authenticatorの設定方法⑥

認証コードを入力します。

コピーしたパスコードを「連携先」のアプリに表示されている「６桁の認証コードを入力」や「コードを入力する」の欄へパスコードを入力して（貼り付けても、直接入力でもOK）設定を完了させます。
※６桁の認証コードを表示しているのは「Google Authenticator」で、その認証コードを入力するのは「連携させるアプリ（暗号通貨の取扱い業者の）」です。

この時点では、２つのアプリを使っているのでお間違いにならない様に気をつけてください。

更に、利用する暗号通貨交換業者のアプリによって、若干の手順に違いはありますが、おおよそのステップは同じような感じです。

そこから先の口座開設や入金などの作業へ進む場合はその都度案内に従うと良いと思います。

また、大体の業者では「二段階認証の設定の完了」と言う旨のメールを送ってくれるので確認してみて下さい。

以上で２段階認証のアプリの登録と設定は完了です。

連携するアプリによっては、２段階認証設定の項目に「設定済み」と表示されている思います。

この後は、自分の口座に日本円を入金して、お好みの通貨を購入したり、NFT市場やブロックチェーンゲームなどのサービスを利用するだけです。

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既にGoogle Authenticatorを利用した事がある方の設定方法（備忘録）

既に何か他のサービスで「Google Authenticator」を利用した事がある場合は、Google Authenticatorを起動すると現在利用しているサービスのアカウントごとに「認証コード」が表示されていますので、新たに追加をしてください。

Step1：２回目以降のGoogle Authenticatorの設定方法①

Google Authenticatorアプリを起動して右下の「＋」マークをタップします。

Step2：２回目以降のGoogle Authenticatorの設定方法②

セットアップキー（シークレットキー）を入力をタップします。

Step4：２回目以降のGoogle Authenticatorの設定方法④

新しく追加する「アカウント情報の入力」画面になります。

入力が済んだら「追加」をタップします。

Step4：２回目以降のGoogle Authenticatorの設定方法④

追加されたアカウントでパスコードが表示されます。

数字部分をタップするとコピーされるのでタップします。

右にある欠けた様な円形のマークは現在表示されているパスコードの使用可能なタイムリミットを表しています。

タイムリミットが近くなると文字が青から赤に変わり、時間になると新しいパスコードに切り替わります。

Step5：２回目以降のGoogle Authenticatorの設定方法⑤

認証コードを入力します。

コピーしたパスコードを「連携先」のアプリに表示されている「６桁の認証コードを入力」や「コードを入力する」の欄へパスコードを入力して（貼り付けても、直接入力でもOK）設定を完了させます。
※６桁の認証コードを表示しているのは「Google Authenticator」で、その認証コードを入力するのは「連携させるアプリ（暗号通貨の取扱い業者の）」です。

この時点では、２つのアプリを使っているのでお間違いにならない様に気をつけてください。

更に、利用する暗号通貨交換業者のアプリによって若干の手順の違いはありますが、おおよそのステップは同じような感じです。

そこから先、口座開設や入金などの工程へ進む場合はその都度案内に従うと良いと思います。

また、大体の業者では「二段階認証の設定の完了」と言う旨のメールを送ってくれるので確認してみて下さい。

以上で２段階認証の認証アプリの登録と設定は完了です。取引用のアプリによっては２段階認証設定の項目に「設定済み」と表示されている思います。

これで、安心して取引ができるようになりました。

この後は、自分の口座に日本円を入金して、お好みの通貨を購入したり、NFT市場やブロックチェーンゲームなどのサービスを利用するだけです。

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